インテリアデザイナーの方から、南港通り沿いの昭和中期に建てられた民家を改築し飲食店舗にするというお話しがあり、同時に庭も提案するということで依頼をいただきました。
毎度、「お店」の庭を設計するとき頭を悩ますのが「ディスプレイ」と「庭」の線引き。
それは、生活の潤いとして共に過ごす「住まい」の庭とは違って、お客様の“ひととき”をするものとして存在するため、限りなくディスプレイに近い庭を表現しなければなりません。
現時点での僕の答えは「生命」があるかどうか?それも“根”のついたもの。だと思っています。
それには屋内も屋外も関係ありません。
「生命」を拝借し、人の気持ちを込めてつくったもの。
どんな小さなものでも、それはすべて庭だと思っています。
どんな庭も、1本の木1ケの石からはじまり構成されていて、全体としてはもちろん、そのひとつひとつまで気持ちを注ぎ創作したい!
という庭つくりの基本と私たちの希望も込めてテーマにしました。
実際、1本の木(カエデ)・1ヶの石(阿波の青石)1種の草(ベニシダ)・1種の砂(白川砂利)での構成になっています。
お施主様は独立される前から、毎日うどんを打っては食し、しょっちゅう讃岐まで足を運んではうどん屋を食べ歩かれています。もっとうどんのある生活を!「UDONLIFE」という言葉を掲げ、日々新しいうどんのカタチを探求する非常に“コシ”のある方なのでうどんのように一本気でコシのある庭を目指しました。

















